つまり、限界がきていた、という話
食欲ない
眠れない
というか寝たくない、
寝たら直ぐ朝になって地獄が始まるから
無意識に涙が自然に流れてる
自分が現実にいるのか今一実感がない
ふわふわと、なんだか少し油断すればすぐに危ない
地に足が着いてない、幻想の中にいるような、夢の中にいるような、自分が存在してないような…
…だからこのままあちらの世界へ
恐いけどもう楽になればいいよ、散々辛いから
幻想の中、というと天国みたいなイメージかもしれないけど、決してそうじゃない
自分なのに自分の存在が感じられない
つまり、死んでるのと同じ事だから
けど、やっぱり生きている
だって朝になればまた、生活が始まるみたいだから
現実社会に適応しなくては家賃も払えない
この社会で、大人として生きていくならこんなことになっている場合ではない
人が思う、『普通』におさまらなきゃ
ヒエラルキーのせめて真ん中位にはいなきゃ
だから、周りに頭がおかしいと思われたら、ここには居られない
そんなのバレたら、この世は今より地獄だから
でももう動けなかった
どうにかして、バレないようにしなきゃいけなかったのに
こんなあたしは皆から嫌われちゃうだろうな
こんな病気はあなたたちには理解が出来ないもんね
だってみんなあたしのこんなのとは無縁の生活で、
何だか幸せそうだもん